歯医者に突入しました。＃３７
♪汽車はぁ〜闇をぬ〜けてぇ〜ひっか〜りのう〜み〜へ〜
こんにちわ。機械惑星アンドロメダに行ってきました。
今日は歯医者です。
本日ワタクシ、正式に機械化人の仲間入りを果たしました。
以下、その顛末です。
AM9:50
歯医者到着。
予想以上の人ごみの中、ガキんちょ共を物ともせず
待合室にて「ベルサイユの薔薇（３巻）」を読みふける。
しかし、
向かいに座っていた中学生くらいの女の子二人に
なにやらコソコソクスクス笑われる。
度々あるんですけど、この現象って一体なんなんでしょうか・・？
うんこでも踏んだかな・・？と思うがスリッパで踏むワケないし・・。
とりあえず、気にはなるが放置してベルバラを読む。
アンドレの右目も見えなくなる・・・という顛末あたりで
ハラハラドキドキしていると看護婦さんに呼ばれた。
呼ばれた先はなぜか個室。
早速ビビる・・・・が、
看護婦さんにすばやく察知され
「あ、大丈夫ですよ〜席が混んでいるだけなので〜手術とかしませんよ〜」
一安心する。
そして、入るであろう歯を持ってきてくれたのだが・・院長先生に相談するらしく、
少々の時間放置される。
個室には機材がおいてあり、振り向けばそこには・・「パソコン」が。
俺の目の前にパソコンを置いて、なおかつ「放置」するという事はそのパソコンは
「いじくりたおしていいんだな？」と解釈する。
ＯＳはwin2000、ネットワークには繋がっていないようだ。
なにやらカルテをまとめているような専用アプリケーションが起動中。
さーて、いじるか。と席を立とうとしたら・・・
看護婦さん戻ってきた。
今のはウソっ！ウソですっ！と心の中で言い訳をしておく事にする。
さて、今日は簡単に終わるらしく、歯を装着したらかみ合わせを見て完了らしい。
その前に仮歯を取って消毒をするらしく、消毒液を塗りたくられるのだが・・・・
その匂いがどう考えても温泉の匂い。
いや、確実に硫黄の匂いなんです。
なんか特殊な消毒なんだろうか・・・・・
次に汚れなどを取り除くのだが・・・看護婦さんが
「あらら〜風かけただけで歯茎から血が出ますね〜クスクス・・」
え・・？ちょっwwwどゆこと？！
どうやら、いじる以前に風をかけただけで歯茎から血が出るらしい、俺の歯茎。
何か大変な事が歯茎に起こっているのではないか・・・と心配になったが直後に
看護婦さんが
「ちっちゃい子供さんに多いんですけどね〜クスクス」
と間髪入れずに言われる。
あの・・・ワタクシ・・・齢３１なんですけれども・・・・・
どうも、話を聞くとワタクシの歯磨きレベルは小学生レベルらしく、
「う〜ん・・下は綺麗に磨けてるんですけどね〜」
と言われる。
恥ずかしくて死にそうです。３１才ですけど。
消毒中にも
「口は開けたままですよ〜」
との指示に迂闊にも口を閉じてしまい、
「あっ！ダメでしょ！閉じたらっ！」
と怒られる。
うっ・・生まれてきてスミマセン・・・３１才ですけど・・。
その後歯を装着させられて無事終了したのだが
部品が取れないように綿を噛んでおけ。との指示が。
そのまま、また放置されたので
綿を取ってヨダレを拭いたりしよう、垂れるし。と思って
綿を取ると・・・
「あっ！●●さんっ！ダメでしょっ！取ったら！！
噛んでないと歯が引っ付かないですよっ！」
と怒られる。
行動全否定。
もう、穴があったら入りたいです。３１才ですけど。
そして、部品はどうにか装着され、かみ合わせを見るとの事だが
うまくかみ合わない様子。確かにうまく噛めていないのだ。
高さがおかしいのか、担当の先生が呼ばれるのだが・・・
「あ、そこは下の歯も仮歯だから
上から（薬を）盛って高さをあわせておいて〜」
と
玄関先に段差作るから
コンクリ盛っておけ
というような
ニュアンスの指示が出される。
もはや左官屋。
看護婦さんも冷静に左官仕事を進行する。
どうにかどうにか、全て終了。
途中、「昼からさん」が個室にやってきて
「カンペを見る」などの場面にも遭遇したが
いまいち患者としての扱いを受けておらぬ気がする。
そして、一番最後に看護婦さんから
「お疲れさまでした〜今日は終わりですよ〜」
と言われた後に
歯の保証書
を渡される。
なにやら有効期間は２年間で、問題があったらすぐに来い。
との事らしく、無くさないように取っておけ。との事。
自分の中で瞬間的にその紙を見た瞬間に
「あぁ、保証書かぁ・・」と思ってしまったのだ。
それほどまでに保証書。
今日、俺はパソコンやら家電品を買いに行ったのではなく
「歯医者に治療」に行ったんですけどね。
なぜか保証書を持って帰ることになりました。（歯のな。）
きっといつかはきみもあえるさ、青い〜ことぉ〜りにぃ〜
銀河鉄道に乗ってました。終点アンドロメダはもう少し先みたいです。
次回、下の歯もどうにかされます。