歯医者に突入しました。#35
前回からの続き。
大長編です。
その4
「サイボーグ」
先生が歯のかみ合わせをみるというので
歯を全体的に薄く削る事になったらしいのだが
「金属の粉が飛ぶから目をつぶっていてね〜」
といわれる。
よく考えたら
歯を全体的に削るのに
金属の粉しか飛び散らないのは
どういうことだ・・・・?
いえ、分かってます。
俺の歯のほとんどが
「金属の柱から歯を生成しているから」ですよね。
こんにちわ、サイボーグです。
でも、お腹は減ります。「サイボーグのクセにっ!」
とかいうのはイジメなのでやめてください。
あぁ、キカイダーの気持ちが分かる・・・。
その5
「昼からさんの話」
今回の担当看護婦さんは
いつも昼からなので滅多に遭遇しない
昼からさん。(と命名)
丁寧な言葉使いとやんわりとした物腰で
ミスター看護婦さん!(というのもおかしな話だが)
だと思うのだが
丁寧で優しく指示をする内容がちょっと
面白い。
「はい、じゃあお口を開けてください〜」
(えーっとワタクシ今年で32になるおっさんなんですけれども・・・
お口を〜って言われてもこっちが恥ずかしいんですが・・・・)
「ちょっと歯がチクチクしますよ〜」
(はい、チクチクするんですね。了解です。)
「ちょっと痛いですよ〜」
(痛いのかよっ!つうか、「痛い時があるかもしれませんよ〜」
だろ!)
その後口の中に形を取るガムみたいなのを入れるのだが、
「はい、ちょっと苦しいですよ〜」
「そりゃこっちのセリフだっっ!!!このカスっ!」
痛い、苦しい、などの形容詞は患者が使う意思表示だろっ!
苦しいですよ〜とか痛いですよ〜とか言われて
俺はどうすりゃいいんだよっ!
「覚悟を決めろ」って意味か、そりゃ?!
それならそれで男らしくていいんだが。
丁寧なのは伝わるし、分かるんですけどね。(苦笑)
その6
「スーパーボンド」
今までに時々お伝えしてきた
「口腔内セメダイン使用疑惑」
はなにやら「ボンド」という物体を使用されて
来たことはお伝えしたと思うのだが、
今回、歯の形を取る際に先生が
「前歯が取れるかもしれないから
スーパーボンドで
留めておいて。あ、前からでいいや。」
と言い放つ。
ボンドよりも強力な「スーパーボンド」の存在を確認。
実使用されたのだが
グラグラしていた前歯が
全く動かない。
スーパーの名に恥じないボンドっぷりっ!
アロンアルファではないのか・・?との疑惑が
あったのだが香りが「セメダイン」。
強烈だぜ、スーパーボンド。
つうか最初からそれ使って欲しかった・・・・。
以上、おしまい。
昼からさんもお気に入りの看護婦さんです。はい。
最後に主な看護婦さんの説明を。
「アンニュイさん」
アンニュイな声が文句ない。しかし、最近は
一番左奥から動かない。遭遇する機会もない。
一体ナニをしているのか・・・入れ歯の調整を
よくしている光景を見かけるのだが・・・・・
お昼に冷凍バナナを持ってくるらしい。
「綺麗さん」
職人技で患者の事を考えた仮歯を作る(ツルツル仕上がり)
優しさと歯ぐきの調査や歯石取りに一切の
容赦と妥協をしない鬼のような二面性を持つ。
この人の席に座ったら覚悟が道を切り開く。
綺麗なのに結構、「ドジっ子」でもあり、
仮歯をどっかに飛ばしたりする。
今日も入れ歯落としてた。(笑)
神経質で綺麗好きっぽいです。
「なじみの看護婦さん」
アンニュイさんや他の看護婦さんの治療相談に乗る
おねえさん的な立ち位置の人。
俺の治療がかなり長い事をよく把握している上に
俺が面倒くさがりだという事もよく知っている。
フランクなスタンスとフレンドリーなトコロが魅力。
仮歯もチャッチャと作る。
(仕上がりは綺麗さんと比べるとアレだが・・・・)
時々、患者が居なくなると椅子の上でツイスト運動を
したりする。
というか、過去のブログで紹介した看護婦さんの奇行の
数々は殆どこの人。
今日も突然やってきて
口の中をグイグイ開いて
「あぁ、大丈夫大丈夫〜」
と言い残してどこかに行く。
肝心な部分をよく把握しているからなのか、
大雑把なのかはいまいち分からない。
この人、絶対俺の事患者だと思ってねぇ。
「冷たい人」
対応が冷たい。つうか嫌いなら嫌いって
ハッキリ言って欲しい。
俺が何をしたというのか・・・・・
「昼からさん」
昼からの勤務のようで滅多に遭遇しないのだが
ここ最近は午前中でも居ることがある。
夏休みで忙しいからなのか・・・・。
今回初めて当たったのだが、
すごく丁寧で優しいです。
看護婦さん、という響きが一番合うのではないか。
ワタクシ、ここの歯医者さん以外の歯医者さんに行く気は
ないです。えぇ。
面白い事が山盛りですので。