歯医者に突入しました。＃３

今日の歯医者は＃１の予想を裏切る、まさかの

「コンチ」という治療だった。（根治？）

どう考えても抜歯だっただけに大したことなさそうだ。

しかし、それも全て俺の歯の「噛む所が無い」
という常人では考えられない状態だったからこそ起こった事なのだ。
（最初に噛めるところをつくらないといけない。）

まぁ、いい。抜歯が先延ばしになるのはいい事だ。

今日の治療は前回の親不知の根っこにキチンとした根っこを入れるらしく
ゴリゴリ掘って消毒薬を口の中に流されたところで


放置される。


一向に先生は戻ってこない、看護婦さんもどっかにいってしまう有様。
口は強制的に口を開けたままの状態を維持する変なゴム質の管
を入れているので閉める事もできず結構な時間ほっぽらかされる。

舌が乾燥しまくって、唐辛子を舌に押し付けられているかのような刺激でヒリヒリした頃に
頭上で「ピピピピピ・・・」と音が。


たっ・・タイマー？！

どうやら消毒に一定の時間が必要らしい。
先生から説明がある。

「完全な無菌状態にするのでちょっと消毒薬を入れて乾燥させてましたんで。」


・・・・・先に言ってください、ワタクシ、不安で不安でたまりませんでした・・・・・・・。


その後根っこを入れるので・・・との事でなにやら根っこを

焼きゴテのようなもので押さえつけられる。

「ちょっと熱いよ〜」と言われたが


強制的に口を開ける管を入れられてる俺に

どうしろというんだ？ここは縄文時代かっ？！

しかし、現代の歯科技術を信頼し、
言われるがまま「ふぁい」とだけ返事をし成り行きを見守る。

・・・・・・別に熱くもなんともない。
どうやら根っこの部品のようなものを口の中で焼いて切っただけのような感じだ。

一応、これで親不知の方はフタをするとの事でフタ待ちになる。
よし、親不知、決着。


その後別の歯の治療をするのでその歯を消毒した後に
スリーフィックスなる薬品を入れる事になるのだが・・・・・

ここを担当するのがちょっと新米の先生なんだろうか・・・・

「５番の歯に消毒してスリーフィックスをお願いします〜」

という指示に対してよだれ取りの脱脂綿を

全く違う歯の歯ぐきの辺りに詰め込まれる。

どう考えてもそこは違いますよっ！！と思ったが口が開きっぱなので何もいえない。
看護婦さんが気づいて

「そこじゃないです〜５番です〜右下ですよ〜。」

看護婦さん、ＧＪ！ナイスフォロー。

あやうく別な歯も治療されるトコだったぜ。

その新米の先生への指示は

５番の歯に消毒をしてスリーフィックスを入れる。

という、素人の俺ですら一度聞いたら覚えられる指示だ。
しかも、５番というのは恐らく歯の場所を指し示す番号であろう。
頭に「左の５番」とか「上の５番」とかついてなかったので
５番というだけで歯の場所が
把握できるシステムになっているものだと推察される。


えーっと、じゃあ、

なんで間違えたんですか・・・・・・

しかし、これは推察だ。実際には「左の・・」とか「上の・・」とかが必要なんだが
治療の際に「それで伝わるだろう。」という考慮で略したのかもしれない。
まぁ、どっちにしても看護婦さん居なかったら

別の歯消毒されてたんだけどな。

無事に終わるがその後、親不知のフタを看護婦さんがサクサクと済ませる。
手際がいい。

「３０分は食べたり飲んだりしないでくださいね〜。あ、うがいはいいですよ。」

と謎の言葉（＊１）を伝えられ今回の治療完了。

＊１謎の言葉。

食べるのや飲むのがＮＧなのにうがいはＯＫ。というのが謎。
仮説だが、フタが固まるまでの時間が必要、なのであれば
飲むのはＯＫなハズ。濡れるのがいけないのならうがいもＮＧなハズ。

また、歯に刺激を与えないため、とかいう理由でも
うがいはＮＧなんじゃないのだろうか？
甘いものとかを飲んではいけない、とかいう理由なら

アクエリアスでうがいする人だっているかも知れない。
お茶かもしれない。それとも、あの台詞は

「うがい＝水で。」という暗黙の前提があるのだろうか・・・謎は深まるばかりだ。

次回は５番と親不知を完全に治療してしまうらしい。
（ただ、今回「糸切り歯」も化膿していることがレントゲンから判明。
次回の治療にどう響くのか・・・・・）

というか、行く度に問題が起こるな・・・俺の歯・・・・。

次回お楽しみに。