歯医者に突入しました。＃１７

（前回のあらすじ）
歯医者に行ったが歯は抜かれずに機械部品を入れられた。おしまい。
詳細は前編を・・・・・・。
（あらすじ終わり。）


（続き）
金属ピンが建立された所で看護婦さんにバトンタッチ。

今まで使った事の無かった器具を頭上におかれる。

そして、先生が

「エッチングして、仮歯を三本つけておいてね〜」

と指示。

エッ・・・エッチング・・？
今はしてませんけど・・・・・・・・？？

どっちかというとこの状態は歯医者ingですが・・・・。

どうやら俺の一方的な勘違いらしく、金属部品を殺菌かなんかするらしい。
紫外線照射装置と苦いだけの液体セットで地味に
塗りつけては照射開始。どうも今日は光線に縁がある。

日焼けサロンかよっ！と言いたかったが
ワタクシ自身が日焼けサロンに行ったことが無いので
この突っ込みが正しいかどうかも不明だ。

変な光を放つ機械で本日治療分の歯三本
（とは言っても柱やら金属ピンが立っただけだが。）
になにやら光線を照射。

その後仮歯を看護婦さんが作成。

一本でも結構時間のかかる仮歯を

一気に三本だ。

これで左側戦争はほぼ終結するだろう。（抜歯はGW明けで確定。）

ちょっと削っては口にハメ込む。

また削ってはハメ込むの繰り返し。
（が、三本分。）

正直、ウトウト寝てました。あったかいし・・・・。

看護婦さんも仮歯作りだけしかなく
（患者は当然俺だけ、しかも午後の患者さん用に
掃除や椅子の片付けなども終わって
殆どの方は昼ごはんの為姿を消しているのだ。）
午後対応の看護婦さんとおしゃべりをしているので
それを起きているときにちょっと聞いていたのだが、

重要な情報が把握できた。

いつも紹介しているアンニュイさんなのだが、

歯医者さんでの通り名が会話から判明。

「〜〜ちゃん」と呼ばれているようだ。
（一応、特定されそうなので伏せておきます。）

そして、ちょうど会話の流れから昼時だという事で
「冷凍バナナを持ってきてはよく食す」事も判明。

担当の看護婦さんは冷凍バナナについて
「あたしはあんなの食べたら歯が折れるわ。」
とコメント。

そりゃそうだが、アンニュイさんは冷凍バナナをかじるのだろうか・・・・。

なんかちょっとイメージが・・・・・・・

もっとおしとやかな感じがあったのだが結構ワイルドだな・・。

しかし、アンニュイさんといえば、前回の治療から、どうも印象が変わった。

ピアスを付けたり眉を書いたりしている。

化粧っけが無いのが良かったのだがちょっと濃くなった感じだ。

というか、色気付いたというか、

非行に走った・・・？！

ようなイメージだ。
まぁ、大きなお世話なのでいいのだが。

でも、冷凍バナナってどうかしたら

小ぶりの木の幹くらいの硬さになったり
するんじゃないのか・・？？（冷やし方によっては。）

さすが歯科に勤める看護婦さんはシロアリみたいな歯してんな・・・・。

俺もそうなりたいですなぁ・・・・。

結局の所本日は仮歯を三本突っ込まれて、
合計で仮歯は六本になった。

午後の看護婦さんが俺に仮歯の説明をしようとしてくれたのだが

俺がすかさず、

「キャラメル方面がマズいんですよね？（笑）」というと

担当の看護婦さんが
「●●（俺の名前）さんは仮歯たくさん入ってるから
慣れたモンよ〜。ねっ？？」
と午後の看護婦さんに仮歯の注意点の説明を俺には

する必要が無い事を

大きな声で教えてくれる。

ありがとうございます、おモチとガムとキャラメル方面
口腔内全線通行禁止ですよね。
（復旧のメドはたっておりません・・・。）

ようやく片付いた時には午後診察が始まろうとしていた。

午前中は老人達が入れ歯の相談をし、
看護婦さんが各診療台、のきなみ入れ歯を磨いており、
そのじいさん達に混ざって一人「機械化人の第一歩」を踏みしめ、
仮歯を作るのを待つかたわら重要情報を入手し、
気づいたら

「一日が半分終わってました。」

先生も看護婦さんも
「時間がかかってゴメンね〜・・・」と
言ってくれているのだが、時間がかかるのは

「俺の歯が全面的に悪い」のだ。
逆にこっちが申し訳ない。

サジを投げずにGW明けもよろしくお願いします。

次回はGW明けに突入します。