歯医者に突入しました。#19
予告通り、抜歯。
しかも、四本。(なんと親不知二本含む。)
いっきに四つも歯を抜かれたのは大分近辺じゃ俺くらいのモンだろう。
歯が割れたりしていたので実際は8個のかけら
(親不知は両方とも一本として抜かれたので
原型を留めている歯が親不知二本、他が割れてて6個。)
を引っこ抜いた・・・・。
最初はね・・・よかったんですよ。
歯を磨かれて、のんびりムードで治療してましたよ。
んで歯の型を取るらしく、看護婦さんが準備をしてた時に
ちょっと軽く後ろ振り返ったら・・・・・
先生が黒いタコ糸みたいなのを
袋から引っ張り出してるっっ!!!
そして、そのタコ糸は過去に見たことがある・・・・。
過去のブログで歯医者において、「抜歯」でなく「抜糸」をした事がある、と書いたが
確実にその時にあった糸だ。
それを見た瞬間に「歯ぐき縫合するレベルの抜歯になる事確定。」
その後は地獄絵図。
麻酔をする時も・・・先生は
「大丈夫?大丈夫?」
といちいち聞いてくるが
俺は口を開けて麻酔注射を打たれているのだ。
返事できねーだろ、普通に。
手を挙げて意思表示しようにも
先生の顔と俺の顔の距離、目測で10センチ。麻酔注射に一生懸命なのかもしれんが、
「手を挙げても確実にその出来事は先生の後頭部あたりで繰り広げられるんですヨ?
見えますか?アナタ?」と思ったが、一応、「え”ヴ」と発声し、「とりあえず今は大丈夫」だという事を
アピールしてみた。しかし、先生は
「大丈夫?麻酔の薬、苦くない?大丈夫?」と連呼してくる。
というか、苦いのではなく後半、痛いんですケド・・?
そして、「痛い」とは意思表示できないまま麻酔が強引に終わる。
(前述の「え”ヴ」が先生の中で全て「大丈夫OK!」に変換されているようだ。)
麻酔が効いてきたら出ましたよ、すっごいのが。
頭でイメージしてください、
「閻魔大王様が舌を引っこ抜く時にもってるあの器具。」
アレが出た〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
それと、確実にペンチらしき器具。
明らかに
テコの原理とかそーゆー「物理的な力を増幅する」器具。
が頭上に並べられた。完全に医療器具じゃない種別の器具が・・・。
この時点でかなりヤバい事に気づいたのだが、麻酔も済んだし
看護婦さんも先生もゴム手袋はめてるし、ヤル気(というか抜く気)満点。
ドン引きしたが今更逃げるわけにもいかない。
回避不可能。
痛くない事を祈ってたのだが、さすがに「痛くはなかった。」
オゥッ!科学の力で痛みを軽減だぜっ!
しかし、歯を引っこ抜く感触が最悪。
何かミシミシという感触があり、ミシミシミシミシ・・・・・プツッ・・
みたいなのが何度が続く。
器具置き場にカラン・・と血まみれの小石のようなモノが置かれる。
どう考えても口腔内「医療最前線24時」現場。
ゴム手袋が血で染まり、「うっわーテレビみたいな光景だなぁ・・」と
思っていたが「ありゃ、俺の血だよ。。。」と気づくのも早かった。
その後、読み通り縫合。痛くは無いが口の中から糸がピロン、と出ている
状態を見るのはあまりいい気分ではないな・・・・。
そして、下の縫合が終わったところで上の親不知を引っこ抜きにかかられる。
ここでもミシミシミシミシミシミシ・・・・先生は
「よし、もう抜けるからね〜」
俺がやられてんだからそれくらい感覚でわかりますよ・・・先生・・・。
そして、「ポン!」という擬音が合いそうな感じで上の歯が抜ける。
と同時になにかものすごい脱力感が体を襲ってくる・・・。
親不知って抜くと体調悪くなる場合がある、っていうけどアレ、マジだ・・・。
鼻の辺りからなにか抜けた感じがしてとにかく体がダルい・・・・。
この症状を訴えようかと思ったが、そういうものなのかもしれん・・・
と思い、うがいをすると看護婦さんから冊子をいただく。
「親不知抜歯後の注意」
かいつまんで内容を書くとこんな感じだ。
1:やたらとうがいすんな、血が止まらなくなるぞ。
2:抜歯したトコで噛むな、痛くなるぞ。
3:刺激のあるモノ食べるな、痛みが増すぞ。
4:今日は安静にしろ、じゃないと知らんぞ。
5:風呂も避けろ、とにかく寝ろ。
6:痛んできたら薬を飲め、でもやたらと飲んでも効かないぞ。
7:どうしても血が止まらないならガーゼを強く噛め、でも10分くらい。
8:マズそうだと思ったら即連絡くれ、すぐ診るぞ。
といった内容。
・・・・・あ、やっぱ体調悪くなるんだ・・・。
しかし、寝ろといわれてもコチラにも都合があるのだ。
そのうえ、診療日を確認すると・・・
明日、明後日はお休みです。
工エエ・・・(;´゜д゜`)・・・・・・・?
最速で月曜日までは自力でどうにかしなきゃイカンのかよ・・・。
帰りの車の中で早速痛み止めと化膿止めを飲みましたが何か問題でも?
麻酔が切れたら・・・どうなるんでしょう・・・ワタクシ。
(正常な意識が保てる(麻酔が効いてる)内にブログ書いてます。)