歯医者に突入しました。＃１２

今週のワタクシの突貫工事の様子をお届けいたします。

前回入れた仮歯を抜いて金属の柱を立てて
また仮歯を入れる

という今回の予定。

担当の看護婦さんは・・・・・

過去のブログで紹介したアンニュイさん！

ところが・・・・・

どうやらアンニュイさん、新人さんだったようで仮歯を作るのにちょっと時間がかかります。

なにせ近い大きさのサンプルの歯を削りながらワタクシの歯に合うように調節して
入れる作業なので慣れている人でも結構な時間がかかる様子。
（かみ合わせなどをいちいち確認してもらいながらなのでそれも仕方ないのだが。）

ちょっと削っては入れて・・・を延々と繰り返しているとハプニングもちょいちょい発生。

「あっ！」

という声と共に仮歯が俺の背中の方に転がって行ってしまい

アンニュイさんとワタクシ、二人で診察台のあたりで仮歯を探す。

そのドジッ子ぶりがまた素敵。

また他の先輩看護婦さんも心配なのか、ちょこちょこ様子を見に来てくれる。

というか、見に来すぎ。

俺は診察台に寝っ転がって口をポカンと開けているのが基本状態なので
俺の視界の中に

「アンニュイさんと先輩看護婦さん（毎回違う）」の顔がニュッと出てきては俺の口に仮歯を
グイグイと押し込んではまた引っこ抜く。

まるで何かの見学会のよう。

終いには院長先生まで出てきて

「どしたの？うーん、作り直した方が早いんじゃない？」

また他の看護婦さんが来て、

「結構個人の好みがあるからね〜あたしは先が丸い方が好きだから〜」

と多様なアドバイスを残してくれる。


え・・・・とすみません・・・・
使用者本人である俺の好みは聞いてもらえないんでしょうか・・・・・・・。



まぁ、プロフェッショナル仕事というのは必ず不慣れな駆け出しの頃が
あるわけですからこういう時はできるだけ協力してあげたいと思うのです。
（アンニュイさんだから、とかでは無く。）
実験でも試しでも説明させしてくれればワタクシ協力いたしますので。

というか、ここの歯医者さんの皆さん協力的で優しいですなぁ・・・・・・。
なんか心温まる物見せてもらったぜ、と思っていたら担当の先生登場。

「こんにちわっ」と第一声から早速

「え〜っとタービン持ってきて〜」

速攻で土木作業。

「ちょっと歯ぐきガチクチクするよ〜」

「いい？」

「ごめんね〜」

ガリガリガリ・・・・・・


先生・・・・・・
「いい？」って聞く意味ないと思います・・・・。

というか返答する間も無く開始してるんですもの・・・・先生お茶目ですこと。

キリが付いたら今度は俺の歯の左側の写真を見ながら・・・

「う〜ん・・・ちょっと考えさせてね〜」
あ、そんなにダメですか。。？俺の左側・・。

「う〜ん入れ歯にしたくないなぁ・・・・」
・・・同感です・・・。

「この歯が残せればなぁ・・・・」
ごめんなさいプラモみたいな歯で・・・・。

その後最近の合言葉である、

「一気にやらないと

一向に進まないからまとめてやってるから

次も必ず来てね。」

を言われて立ち去る。

またアンニュイさんと仮歯作りの時間。

この時点で他の患者さんほぼ居ない。

診察台独占っ！

アンニュイさんのお昼ご飯が遅れて申し訳ないのだが
真剣にやっているので

「あ、適当でいいですよ〜飯が食えればどうとでもしますんで〜」

とも言いづらい・・・・。

少しすると先輩看護婦さんが参上し、
アンニュイさんがお昼ご飯食べに行けるように代わってくれる。

・・・・・・秒殺。

さすがに年季の入ったプロ。速攻で削ってカポッとボンドではめられて片付けられる。
（とは言ってもアンニュイさんがある程度形を作っていたからなんだが。）

最後に・・・・

「ガムとかおもちに気をつけてくださいね〜」と

言われて終了。

どうやら取れるようだ・・・・・・・・。
更に言えば、ガムやモチなどの粘着系食材は警戒しろよ、という
ニュアンスを伝えられた事になる。

そして、次回の予定を告げられないまま完了。

果たして次回は何をされるのか・・・。